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ヘルニアの内視鏡手術(MED&PED法)を詳しく解説

ヘルニアの内視鏡術(MED&PED法)とはどのような治療法か、メリット・デメリットとともに解説しています。

どんな症状に向いているか

MED法とは、内視鏡下腰椎椎間板摘出術と呼ばれる手術方法。内視鏡を用いて、全身麻酔下で行われます。椎間板ヘルニアの中でも中度~重度のケースに適応されます。

PED(PELD)は、経皮的内視鏡下椎間板摘出手術と呼ばれる手術法。こちらも内視鏡を使用した術式で、中度~重度の椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症に対応。ヘルニアがあまり大きくなく、骨棘(こつきょく:関節などが変形して尖る状態)や狭窄症合併などが少ないケースに適応されます。

MED&PED法の施術方法と流れ

MED法は全身麻酔後、手術台にうつ伏せとなり、背部を16~20mmほど小切開。内視鏡を挿入し、映像を見ながら神経を避けつつ、飛び出したヘルニアを摘出していきます。LOVE法のように筋組織を剥がすような工程がなく、侵襲領域が少ないのが特徴です。

一方、PEDは局所麻酔で実施可能。手術台にうつ伏せ、もしくは横向きとなり、6mmほど背部を小切開。切開部からカニューラと呼ばれるチューブを椎間孔から椎間板へ差し込み、そこから内視鏡を入れてヘルニアを除去していきます。局所麻酔で受けられるため、患者自身も手術の様子を共有することが可能です。

メリット・デメリット

MED法は組織へのダメージが少なく、切開幅も小さいため、体への負担が非常に少なくて済みます。術後の回復スピードも速く、切開法に比べると入院期間も短くなっています。デメリットとして挙げられるのは、内視鏡を使っての手術は医師の高い技術力が必要となるため、MED法を受けられる医療機関が少ないということ。また、ヘルニアを除去しきれていなかったり、神経を傷つけてしまう可能性も稀にあるようです。

PEDはMED法よりも組織の侵襲が少なく、術後の回復も非常にスピーディー。筋肉や関節などを損傷させる心配がほとんどなく、感染症のリスクも少ないのが特徴です。MED法よりも入院期間が短く、仕事や日常生活への早期復帰も可能となっています。ただ、こちらもMED法と同じく高度な技術力が必要となるため、手術を受けられる医療機関が少なめ。ごく稀にではありますが、術後にしびれが残ることもあるようです。

手術時間

MED法、PED法ともに1時間程度

入院期間

MED法:4~7日ほど

PED法:1~2日ほど

麻酔の範囲

MED法:全身麻酔、PED:局所麻酔

術後のケア

MED法:術後の痛みが少なく、手術の翌日から歩行が可能。理学療法士によるリハビリなどで、再発防止に努めます。

PED法:手術当日から歩行が可能。一般的に翌日には退院できるため、体力に不安がある方、仕事がある方にも適しています。

MEDとPEDの口コミ

MED法

PED法

MED法・PED法以外のヘルニア手術法

切開術(LOVE法)、レーザー治療(PLDD法)など、ヘルニア治療にはさまざまな方法があります。ライフスタイルと相談して自分に合った手術法を選びましょう。

どの病院でも受けられる切開手術

切開法(LOVE法)は医師が直接目視できるよう身体を切開し、ヘルニアを除去する手術です。現在もっとも一般的な方法であり、特別な機器や技能を必要としないのでどの病院でも受けることができます。

身体への負担が大きく、リハビリにも時間がかかってしまいますが、確実に治療することができます。

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入院なし・傷跡なしのレーザー治療

比較的軽度の症状のヘルニアであれば、レーザーによる治療がおすすめです。他の治療法と違ってメスで切開をする必要がないので、傷跡がほとんど残らず、身体への負担が極限まで軽減されているのが特徴。

特殊な機器を使うため、治療を受けられる病院は限られますが、少し安静すれば入院も必要ありませんので、その日のうちに帰宅できます。

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