保存的治療

投薬、ブロック注射、温熱療法など

保存的治療は、まだ手術にはいたらない人にとられる一般的な治療法です。私が20年間、腰の痛みをしのいできた治療法です。多くの場合とられるのが次のパターンです。

1:投薬を受けます。

2:消炎鎮痛剤を内服・外用します。外用というのはいわゆる湿布のことです。

3:ブロック注射を行います。ブロック注射とは、神経伝導路に局所麻酔剤を注入し、痛みの伝達をブロックする治療法です。そこで、血流を良くし、筋肉の緊張を緩めます。

4:温熱療法を行います。温熱療法は、ホットパックやマイクロウェイブなどで患部を温めることにより、血流を改善し、筋肉の緊張と痛みを取る治療法です。熱を持っていたり、炎症が起こっている場合は注意が必要です。

手術前の最終手段は牽引

上記のような方法が有効でなかった場合は、牽引を行います。牽引とは、骨盤にベルトをかけ足の方に引っ張る療法で、腰を引っ張ったり、緩めたりして加重をかけ、伸ばすことにより腰部周辺の筋肉の緊張を和らげ、安静を保つ治療法です。また、椎間板にかかる圧力を減らすことによって、ヘルニアの進行を防止する効果も狙えます。
痛みの強い時には効果的ですが、長期の漫然とした牽引は、かえって症状を長引かせることもあると言われているので、注意が必要です。私も痛みがヒドイと時以外は牽引はしていませんでした。
私の場合、いずれの療法も、一時的には効果が見られるのですが、腰の痛みが完治することはありませんでした。保存的治療法を受けていた頃は、腰の痛みの完治なんて、ありえないと思っていました。