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治療によるメリット・デメリット

さまざまな治療法と問題点

手術は再発率が高かったり、合併症・副作用があるものもあります。以下にそれぞれの治療法のメリット・デメリットを挙げてみました。

保存的療法

一時的には効果があっても長期的にみると目立った効果があげられない人が多いのですが、牽引を除くとデメリットはありません。牽引は前述したように痛みの強い時には効果的ですが、長期の漫然とした牽引は、かえって症状を長引かせることもあると言われているので、注意が必要です。

経皮的髄核摘出術PN法

短時間で完了するので患者への負担が最も少ないと考えられていますが、この方法で対応できる程度の椎間板ヘルニアの患者が少なく、再発率が高いというデメリットもあります。

内視鏡下ヘルニア摘出術MED法

「傷口が小さい」「短期入院」というメリットも多いのですが、内視鏡を使う手術のため、高い技術を必要とし、国内で施術できる医師数が少ないというデメリットがあります。

脊椎固定術

手術が3~6ヵ月かけて行われるため、患者への負担が大きいというデメリットがあります。

経皮的椎体形成術

劇的な効果が見られる一方、まだ保険が適用されないのと、合併症・副作用の危険性があります。また、この施術法も全てのヘルニアに適用される訳ではないので、事前にMRIなどでよく検査し、適応かどうかよく確認する必要があります。 

保険外治療で、患者によっては向かないPLDD

PLDDのメリットは治療時間が短く日帰りが可能、局所麻酔下で可能なので体への負担が軽い、治療に使うのは細い針のため、出血がほとんどなく、筋肉を傷つけず、かつ傷痕が残らない、副作用が少ない――などが挙げられます。デメリットは、確実性に欠け、ヘルニアの状態によっては適応とならない、保険外治療であるなどが挙げられます。また、複数回の施術が必要になったり、なんといっても、施術可能な施設が少ないという点があります(特に関東は関西に比べ非常に少ない)。