共通の悩みは痛み

ナイフで腰をえぐりとられるような痛みが

ヘルニアの共通の悩みは、大の大人が泣いてしまうような激痛です。なかでも、椎間板ヘルニアの症状は、腰から足先にかけて痛みやしびれがあり、筋力の低下を招きます。腰を曲げないと立っていられないほどの激痛と下肢の痛みがあります。前傾姿勢や椅子に腰かけるのも辛く、横になっているのが楽だというのが一般的な症状です。悪化すると、咳やくしゃみでも激痛が起こります。ひどい場合は排尿ができなくなる場合もあります。

私の場合、ナイフで腰をえぐりとられるような痛みがありました。重症の患者では、激しい腰の痛みで歩けない、車の運転ができなくなる事例もあり、睡眠中以外はほとんど痛みの時間になる悲惨な例もあります。

初期症状では、股関節に違和感を覚えたり、歩きにくくなったりします。また、初期症状では、下肢痛があることがあることも多いようです。
この痛みの正体は、椎間板内部から飛び出したり、腫れたりした髄核が神経根を圧迫するため、坐骨神経痛などの症状を引き起こしているからです。 

椎間板ヘルニアの種類

椎間板ヘルニアには、以下の3つのタイプがあります。 

脱出型

繊維輪に亀裂(ヒビ)が入り、そこから中の髄核が繊維輪を完全に飛び出す。 

完全脱出型

飛び出た髄核のかけらが、椎間板の中にある髄核と分離してしまう。 

膨隆型

繊維輪に亀裂が無く、髄核が繊維輪から飛び出さず、髄核と繊維輪が一緒に膨れ出る。 

このうち、PLDDの効果を発揮できないのは、完全脱出型です。