ヘルニア手術の手術法別の名医ファイルはこちら

ヘルニアと運動の関係

ヘルニアと運動の相関性について解説しています。特に、日常的な運動習慣を持っている人は、注意しなければなりません。

ヘルニアは運動によって発症するのか?

腰椎や頸椎の間にある、椎間板に異常が生じて発症するヘルニアは、遺伝的要因や喫煙などの生活習慣も病因として挙げられ、必ずしも運動だけが原因でヘルニアになるとは限りません。

しかし、日常的な運動習慣や、仕事での動作がヘルニアの発症に影響していることは以前から指摘されており、また運動によってヘルニアが悪化するケースも少なくないといわれています。

重労働の仕事は事務仕事よりもヘルニア発症率が高い

例えば、腰椎椎間板ヘルニアの発症率を職業別に比較した場合、腰に負担のかかりやすい車の運転手や、重労働に従事している人では、あまり体に負担をかけない職業人に比べると、発症リスクが約3倍も高いといわれています。

また、重い荷物を持ち上げたり運んだりする際に、体を前屈みにして腰に負担をかけるような動作を日常的に行っている人もまた、ヘルニアになるリスクが高いとされており、注意しなければなりません。

腰椎椎間板ヘルニアはスポーツ傷害の1種?

腰椎椎間板ヘルニアは、激しく体を動かすようなスポーツによって生じることがあり、スポーツ傷害の1つと考えることが可能です。

しかし、一方で、スポーツによって背中や腰の筋肉をしっかりときたえている人では、むしろ骨への負担を軽減させて、ヘルニアの発症リスクを抑制するという報告もあり、一概にスポーツによってヘルニアが発症すると決めつけることは危険です。

いずれにせよ、ヘルニアが発症すると、それ以降にスポーツができるかどうかにも深く関係するので、ヘルニアの疑いを抱いた場合は、速やかに専門医に相談することが大切です。

ヘルニアの原因となる運動・悪化させる運動

ヘルニアは、基本的に背骨の間にある、椎間板に関連する異常であり、腰に負担をかけるような運動は、ヘルニアの発症や悪化に関わるリスクがあると考えられます。

また、直線的な屈伸運動だけでなく、腰をひねるような動作は、ヘルニアの発症リスクを高めるという報告もあります。特に、重たい物を持ち上げたり、長時間ずっと腰に負担をかけ続けたりするような動作は、腰や首へのダメージを蓄積する恐れもあり、短期間の運動では問題なくとも、日常的な運動習慣によってヘルニアの発症リスクが高まる可能性はあるでしょう。

ヘルニア発症後は運動できるのか?

ヘルニアになってしまった直後は、何よりもまず腰や首に負担をかけないよう、症状が落ち着くまで安静に保つことが重要です。

ただし、人によっては保存療法でヘルニアの症状が落ち着く場合もあり、簡単な運動やスポーツであれば再びできるようになることもあります。

また、ヘルニアの症状を緩和させるリハビリ方法として、運動療法が行われることもあります。とはいえ、運動療法はあくまでもリハビリとして行われる運動であり、闇雲に激しい運動をすると、ヘルニア症状を悪化させる危険があるので、専門医や療法士などに相談することが大切です。

ヘルニア手術の施術法別
名医ファイル

ヘルニア手術のおすすめ名医情報