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ヘルニア切開法のメリットとデメリットとは?

ここでは、ヘルニアの切開法のメリットやデメリット、切開法を受けるうえでの注意点について解説しています。

ヘルニア切開法のメリット

過去の症例数が多いので信頼できる

現在でこそレーザー治療を選択する患者も増えてきましたが、もともとヘルニア治療は、切開による方法が一般的でした。特にLOVE法は、現在でもなお、ヘルニア手術の標準的治療法として世界中で行なわれています。

症例数・実績が多い点において、切開法は信頼できる治療法と考えて良いでしょう。

症状の改善率が高い

術後の症状改善率については諸説あるものの、一般的には90%以上と言われています。

症状改善までに要する期間は患者によって異なりますが、最終的には、切開法を受けた患者の大半において症状が改善しているようです。

保険が適用される

ヘルニアの切開手術は、内視鏡下手術も含め、基本的には保険適用の手術です。よって、たとえば国民健康保険に加入中の方ならば、自己負担3割で手術を受けることができます。

保険が適用されないヘルニアレーザー治療に比べ、リーズナブルな治療費で手術を受けられる点は、切開法のメリットの一つと言えるでしょう。

ヘルニア切開法のデメリット

体にメスを入れなければならない

切開法の最大のデメリットは、その名のとおり、体を切開しなければならないこと。症状や術式によって切開の範囲は異なりますが、大なり小なり、皮膚や筋肉組織にダメージを与えることを避けられません。

特に、ヘルニアの標準的な手術法で知られるLOVE法は、5cmほどの切開が必要な手術。切開幅が1cmの経皮的髄核摘出術や、切開幅が2cmほどの内視鏡椎間板切除術に比べ、やや侵襲の高い手術であることを否めません。

入院期間が長い

体への侵襲が高い以上、入院期間やリハビリ期間などが長めとなります。切開法の術式やクリニックの方針によって異なりますが、たとえばLOVE法の場合、術後10日~1ヶ月ほどの入院が必要です。仕事や家事への一定の影響は避けられません。

すべての患者に適用できる手術ではない

標準的なLOVE法の場合、通常、患者は全身麻酔下で手術を受けることになります。全身麻酔に耐えうる体力のない方や、何らかの持病によって全身麻酔が禁忌とされている方は、LOVE法を受けられないことがあります。

なお、侵襲が低めの他の種類の切開法(内視鏡手術含む)においても、通常は全身麻酔下で行なわれます。

ヘルニア切開法の注意点

あってはならないことですが、現実としてヘルニア手術は、医師の技術力の違いが結果を左右することもあります。神経を損傷するような大きな手術ミスはほとんどありませんが、術後の回復状況や再発率には、執刀医の技術力が反映されることもある、と言わざるを得ません。

この点を十分に理解したうえで、切開法を受ける際には、症例数の多い信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。一生を左右しかねない大切な手術なので、後悔のないクリニック選びをするようにしましょう。

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