腰の痛みを抱えて20年

痛さの我慢の限界

私は腰の椎間板ヘルニアを抱えて20年になります。カメラマンという職業上、重い機材を持ち運びしなければなりません。当然、腰にも負担がかかります。腰が痛い時でも仕事は待ってくれません。職業病だと、完治するのは諦めていました。
病気にかかったのは、20代後半の時です。アシスタントを経て、やっと一人立ちしてこれからという時期でした。最初の頃は薬を投与されました。20代の頃はそれでも薬でどうにか治まっていました。脊柱のクッションの役割を果たしている椎間板は、20歳を過ぎると年齢と共に次第に衰えてくるため、こうした病気にかかりやすいんだそうです。

30代に入ってからは、薬だけでは効かなくなりましたが、病気と共存するつもりで牽引、ブロック注射といういわゆる保存的治療でしのいできました。治療すると一時的には治まるんですが、また再発するの繰り返しでした。

やがて、40代後半に入って最近、その痛みが玉の汗が浮かぶくらい辛く限界になってきたんです。仕事を中断することもしばしば起こるようになりました。このままでは私の信用に関わってきてしまいます。クライアントは心配してくれますが、この世界は若い腕の良いカメラマンがすぐ出てくる世界です。仕事を中断するようなことがしばしばあると、他のカメラマンに私が築きあげてきたクライアントの人脈を奪われてしまいます。かかりつけの医師に訴えるとMRIを撮った結果、外科手術を勧められる様になりました。私ももう外科手術しかないかと思っていました。